肩の痛み・肩こり
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長時間同じ姿勢でいると辛くなりやすい
首肩周りが常に重たい
朝起きてもスッキリしない
眠りが浅くなった
頭痛がする、頭がボーっとする
めまい、吐き気がある
肩が挙げづらくなった
肩を触ってみると硬い
イライラする
首を上に向けると痛みがある
手に痺れがある
手先が冷えやすい
車の運転中に疲れやすくなった
肩に常に荷物を背負っている感覚がある
肩が後ろで組めなくなった
目が疲れやすい
後ろを向くときに首が痛い
鏡で肩を見たときにコブみたいなものがある
日中眠くなりやすい
集中力が1時間以上持続しない
握力が弱くなった
肩を回したときバキバキという音が鳴るこのようなものが肩こりの主な原因と考えられています。
上記項目にお心当たりのある方はいらっしゃいませんか?
お身体の不調でお悩みでしたら、是非ご相談ください。 -
肩こりに対する自院の考え
肩こりの多くは筋肉が硬くなることが原因で現れます。
では、筋肉が硬くなるメカニズムとは何か?
1.姿勢不良やデスクワークによる長時間の同一姿勢、運動不足、筋力の低下によって筋肉が緊張し血管が圧迫されます。
2.血管が圧迫されると血流が悪化し酸素が回りにくくなります。
3.酸素がいきわたらないことで、筋肉に老廃物が溜まります。
4.筋肉が硬直して老廃物が流れないことにより蓄積した老廃物が末梢神経を圧迫して、それが大脳へ伝わり痛み・辛さを引き起こします。
5.痛み・辛さにより筋肉はさらに緊張してしまい、血管を圧迫します。
この1~5のサイクルを繰り返して症状は悪化していきます。
筋肉が硬くなってしまう原因は・・・
・姿勢不良
・筋肉、関節の柔軟性の不足
・運動不足による筋力低下
が主に考えられます。 -
肩こりを放っておくとどうなるのか
前述したように肩こりは筋肉が硬くなることで現れる症状です。
放っておくと様々な症状を引き起こします。
まず、肩甲骨についている筋肉が硬くなることで肩甲骨の動きが悪くなるおそれがあります。
肩は上腕の動きと肩甲骨の動きで成り立っています。
肩甲骨の動きが悪くなることで肩の可動域が狭くなり、腕も真上まで挙がらなくなり、無理に挙げようとすると痛みに繋がります。
いわゆる五十肩といわれる症状の一つです。
肩の筋肉は首にもついているため、首が回しづらい、上を向こうとすると痛くなるといった症状にも繋がります。
さらにひどくなると首肩周りの筋肉が硬くなることで背骨についている筋肉も緊張してしまいます。そうすると背骨と背骨を繋いでくれている関節を圧迫してヘルニアといわれる症状を引き起こします。
また筋肉は末梢神経だけでなく自律神経も圧迫してしまいます。
自律神経が圧迫されると頭痛、不眠、眠りが浅い、疲れが取れない、食欲不振、イライラするといった症状を引き起こします。 -
肩こりの改善方法
肩こりは「姿勢不良」「筋肉・関節の柔軟性の不足」「筋力低下」から引き起こされるので、その3つの改善が必要になります。
まず「姿勢不良」ですが、特に猫背の姿勢になってしまうことで筋肉が常に緊張した状態になりますので、猫背にならないように意識することが大切です。
筋肉は30分以上同じ姿勢でいるとその位置を覚える習性があるので、理想は30分に1回姿勢を意識する。もしくはデスクワークの方は伸びや深呼吸をすることをおススメしています。
そうすることで、一度悪い状態をリセットすることが出来るので、良い姿勢を保ちやすくなります。
次に「筋肉・関節の柔軟性の不足」にはストレッチが一番有効的です。
朝起きたとき、夜寝る前に胸回り、肩周り、肩甲骨の筋肉を伸ばすストレッチを取り入れるのが理想的です。
「筋力低下」に対しては運動が一番です。肩の筋肉に一番良い運動は水泳です。ただ、水泳は準備や場所が必要の為、難しいと思います。
そういう方には散歩をおススメしています。何も持たずに腕を振りながら散歩をすることで、肩周りの筋肉を動かすことができ、筋力の維持や血行の改善に繋がります。 -
肩こりにはどんな施術メニューがおすすめですか?
自分での改善が難しい方は、治療が必要になります。
特に姿勢に関しては、筋肉だけでなく骨格の歪みがあることで悪くなってしまうことが多いので、自分で意識しても正しい位置に保てないことが多々あります。
骨盤、背骨、肩甲骨が歪むことで、猫背の姿勢を作ってしまっています。ですので、骨格を整える「矯正治療」が一番効果的です。
骨格が正しい位置に収まることで筋肉に負荷をかけることなく生活をすることが出来るだけでなく、関節の可動域を上げることが出来るため、生活の質の向上に繋がります。
また、柔軟性がどうしても足りない方へは「鍼治療」と「肩甲骨はがし」という治療がおススメです。
「鍼治療」では鍼で筋肉を刺激することで血行が良くなり筋肉を柔らかくすることが出来ます。
「肩甲骨はがし」は自分一人では伸ばしきることのできない肩甲骨の奥にある筋肉にアプローチをすることが出来るため、筋肉を理想的な状態にして血行改善が見込めます。
筋力低下に対しては当院ではEMSという電気機器を使って筋肉を動かして鍛えるという施術法もございますので、どうしても運動が出来ない方へはおススメです。 -
改善するための治療頻度は?
治療の頻度は、まず症状が酷い間はなるべく早く良くなって頂きたいので、週3回以上の通院をおススメしています。週3回以上治療することで治療効果を最大限まで引き出すことが出来ます。
落ち着いてきたら、週2回に回数を減らして治療をしていくのが理想です。
骨格・筋肉の歪みは2~3日すると徐々に戻り始め、1週間経つと元の状態に戻ってしまうため、筋肉や骨格の状態が安定するまでは週2回の治療を継続していただきたいと思います。
また、当院では患者様の健康寿命を延ばすために痛みの出にくいお身体を作る手助けをすることをモットーにしています。症状が安定してからも、悪い状態に戻らないようにメンテナンスとして回数を減らして継続することをおススメいたします。
メンテナンス期間は身体の状態にもよりますが、週1回程度の治療が良いでしょう。
健康なお身体を作り、生活を豊かにすることを目標に、是非、一緒に頑張っていきましょう。 -
肩こり関連でよくある質問と回答
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肩こりとは何なのかどのレベルで肩こりと言われるのかとよく初めて来られる患者様に質問されますが、肩こりとはよく言われるのは頸肩腕症候群と言われる分類に当てはまる患者様が多いです。また、肩こりといえども肩が上がらなくなるという方は滅多にいらっしゃりません。基本的には頸と肩が凝っている感じがするこれを略して肩こりというのでだいたいの人が私は肩コリと思っていると思います。その症状よりも悪化したりすると頸肩腕症候群と言われる頸肩腕が原因となり肩を動かしにくくなる症状に繋がります。これは後々にいろいろな症状に影響が出る為、有名どころで言うと五十肩などに繋がりやすくなります。
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肩が凝っている感じがするのを肩こりと上げましたが具体的にどういう状態かと言いますと頸肩周りが痛くなってくるのはもちろんの事、肩が重だるくなってきたりするのも肩こりと言われるものにはつながります。また、肩こりを感じない人もいるのはもちろんです。確認する方法として両手を頭の上で手のひらをくっつけてみてください。その時に肩の位置が耳の後ろにある場合、肩の正常の可動域と言われております。肩が正常な可動域で動かない場合、何かしらの筋肉や骨格が原因となり肩コリにつながる症状が見られてくることが多いのだと思われます。
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肩こりだとしてどういう治療があるのか治るのかというのか皆さんの1番の疑問だと思います。マッサージ屋さんや電気とかでほぐしてもまた少しずつすると痛くなる。何回やっても同じこと、そう思っている方々が多いのではないでしょうか?答えからあげるなら肩こりはしっかり変わります。治るもの、治る可能性のあるものの一つです。ではなぜマッサージだけで変化がないのかと言いますと、私たちが痛いな〜辛いな〜と思う場所は筋肉の筋膜と言われる場所がサイレンを鳴らしてると言われております。なので筋膜が落ち着けば重だるい、痛い症状はなくなります。ただそれはマッサージなどで一時的には落ち着きますがその原音を叩かない限り落ち着くことは絶対にありません。そこからしっかり治療していくと肩の重だるさは間違いなく無くなります。
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